東京都でも増加している自然葬

自然葬は、現在東京都の年々深刻化する墓地不足や墓の継承者不足を緩和する側面とお布施の金額でグレードが決まる戒名や高額な墓石、入手困難な東京都内の墓地などの購入が不必要な経済的側面が現代の東京都民のニーズに合っている葬送方法とされています。



自然葬は、43万年前にスペインの化石人類シマ・デ・ロス・ウエソスが行った葬儀が現在の所最高とされ、日本国内では1万数千年前の縄文時代に火葬後に土葬で葬られた痕跡が発見されています。
日本では、日本書紀や古事記に記されている神話の時代から行われて来た自然葬があり、昭和天皇が崩御された際にも殯と呼ばれる自然葬が約2カ月にわたり執り行われています。

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しかし、今上天皇は費用面で負担の大きい土葬から400年ぶりの火葬で弔う事を望み、残された皇族への負担を軽減する為に皇室葬儀令に記されている殯の中止も考えています。
殯は、殯の宮と呼ばれる建物の中に遺体を数カ月〜3年程度安置し、残された皇族が交代で見守る中風葬の様に白骨化するまで腐敗させ土葬の形で埋葬します。



遺体の腐敗は、仏教では修行僧の煩悩を打ち払う九相図の形で用いられ、終末思想のあるキリスト教やイスラム教では禁忌とされ、処刑後の極悪人の2次的処罰に用いられています。


その為、大切な身内の遺体の腐敗を見守り、遺体が白骨化した事で魂と肉体の両面で死を確定させる殯は非常に稀有な宗教儀礼とされています。しかし、東京都内では墓地、埋葬等に関する法律や感染症法30条のにより、火葬後に海洋葬や宇宙葬、空葬、植樹葬などの自然葬が執り行われています。